下田S級サザエとは…(定義)

下田S級サザエ 伊豆半島下田の沖合い神子元島周辺の海域で、潜水漁により漁師が1つ1つ手で採取した、400g以上の「特大さざえ」です。
操業している船は2隻しかないため、漁獲量が非常に少なく地元でも滅多に目にすることがありません。

下田S級サザエの特徴

地磯(沿岸部の磯)のさざえと比べ、まず圧倒的に大きさが違います。
地磯のさざえは平均100g程度ですが、「下田S級サザエ」は平均350g程度あります。沖のさざえ(「下田S級サザエ」)がなぜ大きいのかは、はっきりとはわかりませんが、沖の豊富な海藻を食べ、激しい潮にもまれているためと考えられています。
激しい潮流と豊富な海藻によって育った「下田S級サザエ」
「S級サザエ」と「普通のさざえ」、大きさの違いは歴然です。 次に、食べてみると独特の甘さがあります。下田の地磯のさざえも美味しいですが、食べ比べると味の違いは歴然です。
1つ1つ手で採取することで、さざえに傷やストレスがつかないため、鮮度が非常によく、独特の甘みと磯の風味がします。
エサとなる海藻が地磯とは異なることや、沖の海水が地磯よりも澄んでいおり雑味が少ないことから、より甘みが出るともいわれています。 下田では400g程度の「地磯のさざえ」もまれに採れますが、多くはエビ網に掛かったものです。エビ網に掛かったさざえは身に傷がつきやすく、傷がつくと鮮度が落ちやすくなるといわれています。 「S級サザエ」は味も抜群!
デカイから大味なんてこともありません!黒潮にもまれ、豊富な海藻を食べて育ったさざえです。その味わいは抜群です! 是非活きのいい採れたてのさざえを下田で堪能してください!!

さざえについて

さざえ(漢字/栄螺 英名/Spiny top-shell)学名/Turbo (turbo) cornutus Lightfoot,1786

雄・雌・色
さざえは食べている海藻によって殻の色が異なり、テングサを食べていると緑褐色、アラメを食べていると殻は黄色味を帯びるといわれています。 また、殻の、らせん状の層は6階建てで、その中にある身の末端(苦味のある腸のその先)は生殖巣です。この生殖巣が白色なら雄、緑色なら雌です。緑色の雌の方が苦味があります。白色の方が好まれる場合が多いですが、緑色の苦味がたまらないという人も多くいるので、人それぞれのようです。
姫さざえという種類はなく、小さいさざえを「姫さざえ」と呼んでいます。下田S級サザエが採れる神子元島周辺では200g以下のもの(通常200gは特大サイズ)は滅多にありません。 波の荒い場所にいるさざえの角(棘)は長く、静かな海のさざえには角(棘)がないことが多いようです。下田S級サザエは角(棘)が長く立派です。


さざえの産卵期は5月〜9月春から夏に向けて急激に水温が上がるころが産卵に適しているようです。産卵の影響を考慮に入れると、さざえの旬は冬から春先までとなります。

栄養素
さざえには、カキ、ハマグリに次いで豊富にタウリンが含まれています。タウリンは含硫アミノ酸でできており、心筋・骨格筋・脳・脾臓・肺・骨髄などに多く、血圧を正常にし、心筋を強化し、貧血を予防し、血中悪玉コルステロールを減少、善玉コルステロールを増加させ、そして肝臓の解毒を高めるといいいます。 派生的に不整脈を改善し、アルコール障害を除き、糖尿病を防止(インスリンの分泌を増強)し、コルステロール系の胆石を溶解するなどの効果もあります。そのほかに血栓も予防し、脂肪の消化吸収も助ける作用があります。 また、さざえの生殖線は精力強化に役立つとも。

さざえのサイズ
さざえは、通常
100g 1.5年
200g  4年
300g  5年
400g  6年
といわれていますが、寿命は7〜8年だそうです。 では、1,000gのサザエは何歳? 漁師の方は下田S級サザエが採れる場所では、小さなさざえを見たことがないといいますが、以前は小さいさざえも採れたそうです。 下田S級サザエは、育つ環境がいいため大きくなるという人もいますし、大きなさざえが沖に移動して来るからだという人もいますが・・・真実は謎です。

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